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ジュニアハンドボール界におけるパターン練習の弊害
ハンドボールの攻撃法をパターンを教え込んで覚えさせる練習を小学生年代でよく見かけます。
しかし、その前提としてボールが飛んでくるところがどこなのか、どうボールにアプローチしていったらよいのかなど、実際に体でわかっていないと、パターン練習の意味をもちません。
実際のゲームの中では、こちらのプレーを意図的に崩されたり、予想外の状況になることがほとんどです。
そこで、重要なのは、どんな状況下におかれても同じようにボール操作ができる基礎運動スキルを向上させておかなければならないということです。
また、戦術スキルをパターン化したもので教え込むことはプレーの自由を奪い、注意の範囲を狭めてしまいます。
自由なゲーム体験と注意の範囲を広げることは、創造的な戦術思考能力が優位に向上します。
ゲームに勝つためには、パターン化したものを教え込むのが手っ取り早いです。
しかし、21世紀は自らの判断で行動できる人を育てることです。パターン化されたものは判断力を奪います。
そのためにも、様々な視点に同時に注意を向ける必要がある環境やゲームの課題解決のための複数のアイデアを同時に考える環境を与え、自ら選択し判断力を養うことが重要です。
子どもたちが将来誰も考え出さなかったような創造的なアイデア、プレイを生み出して欲しいという願いを込めて。
ハンドボールを楽しみながら上手くなりたいというお子様、ハンドボールをこれから始めたいというお子様は、多摩・町田ハンドボールアカデミーまでお越しください!
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